今年ももうすぐ24時間テレビが始まります。
チャリティーだから
出演者はノーギャラなのかな?
集まった募金金額っていくらくらいなんだろう?
気になっているあなたのために
ギャラと募金金額について
まとめてみました。
![](https://i0.wp.com/www.furousyotoku.club/wp-content/uploads/2019/07/ぎゃら.jpg?resize=326%2C236&ssl=1)
24時間テレビ2019の出演者のギャラは?
24時間テレビ2019の出演者のギャラは以下のようになっています。
★メインパーソナリティー :
嵐 メンバー 1人 1000万円×5で 5000万円
★マラソンランナー :1000万円
★チャリティーパーソナリティー :500万円
★総合司会 :500万円
という金額は
2013年ころから定着しています。
マラソンランナーに限って言えば
年々出演料が挙がっています。
初代は 300万円
1997年 300万円
2003年 400万円
2010年 700万円
2013年 1000万円
⇓
2019年 1000万円 + α(?)
マラソンランナーに関する記事は
⇒ こちら
この金額は妥当なのかどうか?
一般ピープルの私にはわかりませんが
視聴者が同じレベルで語り合える金額ではないことだけは
確かです。
【チャリティー】の名を借りた
ショーと考えれば少しは納得できるかもしれません。
ステージの向こうでは【チャリティー】を演じ
ステージのこちらでは【チャリティー】を楽しんでいる。
壮大な壮大な1つのショー。
日本テレビは、
【24時間テレビ】を社会貢献事業として説明しています。
テレビの独自性をできるだけ有効に活用し、
社会全体に福祉の本来あるべき意義と支援の拡大を
伝え、めざし、推進するために、
1978年から放送されている【チャリティー番組】です。
視聴者から頂いた寄付金は、「福祉」「環境」「災害救助」などに全額寄付させていただいています、と。
チャリティー番組として位置付けるなら
なぜ、
【24時間テレビ】は出演者にお金を払うのでしょう。
ちょっと違う方向から考えてみましょう。
【24時間テレビ】は寄付金だけでなく
Tシャツやグッズの売り上げ
コマーシャルの収益
等
色々な方面からの収益もあります。
それをまとめると
【出 費】
番組総製作費 ▲4億2000万円
出演者ギャラ
メインパーソナリティー(ジャニーズ) 1人1000万~(人気度とメンバー人数による)
パーソナリティー(女優・女性タレント) 1人500万円
チャリティーマラソンランナー 1000万円+準備拘束時間100~300万円
総合司会(局外アナウンサー) 500万円
24時間テレビサポーター 不明
スペシャルサポーター 不明
番組パーソナリティー 不明
ドラマ出演者(ジャニーズ主役、相手役女優、ジャニーズ2人目ほか) 200~500万円
その他諸々合わせて
出演者ギャラは総額2億~3億円と言われていります。
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【収 支】
CM収入の合計 22億2750万円
募金額(2015年) 856,728,209円
Tシャツやグッズの売上平均40万枚以上×1600円(原価は考慮していません) 6億4千万円~
上記のような収益から出演者へのギャラは支払われています。
この仕組みは
【24時間テレビ】以外の番組と同じです。
ただ、【24時間テレビ】が他の番組と違うのは
視聴者が番組内容に共感し
リアルに【募金】という形で番組を作り上げているということです。
海外のチャリティー番組のほとんどではギャラはありません。
【24時間テレビ】では高額なギャラが支払われるのだから
「ギャラを寄付に回せ」
という視聴者もいると思いますが
ちょっと待ってください。
ノーギャラで、これだけ有名で
忙しいタレントたちを出演させることが
本当に可能かどうか?
ノーギャラでこれだけ長い時間タレントを拘束できるのでしょうか?
ノーギャラで 何年も【24時間テレビ】を作り続けることができるのでしょうか?
そう考えると
【視聴者からの募金】は福祉関係に
日本テレビ側のCM収入やtシャツ、グッズからの収益を
出演タレントに支払ったからと言って
視聴者の一人として文句を言う筋合いではないのではないでしょうか?
24時間テレビ2019の募金金額は?
![](https://i0.wp.com/www.furousyotoku.club/wp-content/uploads/2019/07/募金.jpg?resize=328%2C258&ssl=1)
視聴者もいい加減【チャリティーショー】であることに気づき始めてもいます。
そして
日本テレビ番組内では、やらせ疑惑が発覚しました。
視聴者はマスメディアに対して不信感が増している気がします。
出演者へのギャラの高額さに辟易し
【24時間テレビ】事態への疑心もあり
2019年はさらに募金額が減ってしまう可能性もあります。
その証拠に募金金額が以下のように
年々減少しています。
2011年 19億8641万4252円 ⇒ 東日本大震災
2012年 11億6847万1704円
2013年 15億4522円6444円
2014年 9億3695万5640円
2015年 8億5672万8209円
2016年 8億8748万2001円
2017年 6億9915万3512円
2018年 8億9376万7362円
2019年 7億00000?? 円
24時間テレビの募金額で、
過去最高金額は2011年。
関東大震災時の19億8641万4252円でした。
ただ、現実問題として
東日本大震災への義援金はおおよそ数千億円であり
【24時間テレビ】の義援金は19億円程度です。
大口の義援金には1口数百万、数千万という高額な寄付もありました。
大口の義援金は殆どが日本内外の有名人などでした。
けれど
【24時間テレビ】が寄付金や義援金への行動を促す
役割を果たしたことは確かでしょう。
番組を通じての寄付金や義援金が
本当に役立ったと
被災地では感謝されていると報じられています。
【24時間テレビ】の出演者の中にも多額の寄付をしている人が多々います。
出演料の半額~それ以上寄付している人も多いという話を聞きます。
募金金額は一概に多い、少ないとは言えません。
色々な思いを込めて、集まってきた募金達ですから
本当に必要としている人たちに
必要としている金額が手渡されることを願うばかりです。
【24時間テレビ】を純粋なチャリティー番組と
位置付けることに関しては賛否両論ありますが
何もしないで文句を言うより
たとえ微々たることでも
行動に移した人たちの
崇高な行為に見習いたいと
感謝とともに
私は思うのです。
あなたは、どう思いますか?
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