シングルマザーは外でお酒を飲む機会はなかなかありません。
でも
お家に友達を招いて、お酒を飲むことならありますよね?
そんな時
あまりに久しぶりで思い切り酔ってしまい
自分か
お友達
同伴してきた子供たちが具合悪くて
嘔吐しちゃった、という経験はありませんか?
私はあります。
加えて、
具合悪くて、ということもありました。
風邪で私も子供もダウン。
二人で嘔吐した経験ですが。
そんな時、どうしよう、
一瞬青ざめますよね?
嘔吐したゲロ(はいた物)はきれいに拭き取ったつもりでも
なかなか臭いが消えなくて、残ってしまうんです、腹が立つくらいに。
捨ててしまえるものはまだ、いいのですが、
革のソファー、車のシートや意気に入りの洋服やバッグど、
捨たくないものもありますよね?
そんな時の対策です。
まず、ゲロの正体を知りましょう。
ゲロには3種類あります。
①酸っぱい臭いの胃酸が混ざったもの。⇒重曹を使う。
②嘔吐物に細菌がついて、ごみなどのように腐敗した臭いのもの。⇒ハイターを使う。
③ノロウィルスの嘔吐物。⇒ハイターを使う。
注意
★消臭スプレーは絶対やめましょう。臭いが混ざって凄いことになります。
★ノロウィルスも想定して、対応するためにエアコンはNG。窓を開けて処理しましょう。
ゲロ臭の落とし方
①の場合
・重曹水を作る。
市販のスプレーボトルに重曹を小さじ2~3杯入れてボトルの2/3程度に水を加え、充分振ります。
・一旦、嘔吐物をペーパータオルなどでふき取り、重曹水をかけて、5分程度で又、ふき取ります。2、3回繰り返して、ペーパータオルか薄めの布をかけ、その上から重曹水を吹きかけ、30分程度置いてから、濡れた布でふき取ります。
・まだ臭いが残るようなら、繰り返して実施します。
②、③の場合
・ハイターの希釈液を作る。
茶渋を漂白する程度の希釈で十分です。
市販のスプレーボトルに水を 2/3程度 入れて、小さじ2杯くらいのハイターを入れます。
ハイターを入れてから、水を加えるのはNG。
泡立って充分の水を入れられなくなるからです。
・必ず、マスクをして、窓を開けます。
・使い捨てのビニール手袋をつけて作業をしてください。
・嘔吐物の上からスプレーをして、ペーパータオルなどで嘔吐物をふき取り、ビニール袋の中に捨てます。
・何度か、同様に吹きかけて吐しゃ物をふき取り、ビニール袋に入れますが、ノロウィルスを想定すると、ビニール袋の中に汚れたペーパータオルを入れるたびにスプレーをすると、安心です。
・吐しゃ物がなくなっても、スプレーをし、乾いたペーパータオル+ビニール袋などを重ねて置いておきます。
・30分~40分置いたら、再度ペーパータオルでふき取ります。
・最後に水拭きをしますが、その布も一緒にビニール袋で捨てます。
・ビニール袋には、使った手袋、マスクも入れて口をきっちり縛ります。
・しばらくして、窓を閉めましょう。
注)上記の画像のハセッパというのはハイター希釈液を人に対して無害なものに変えたものです。
・ハイターは色落ちするので、お気に入りの洋服や色落ちするものは
マスク+ビニール手袋で吐しゃ物を落としたうえで水洗いし、高温のアイロンをかけるか、熱湯につけます。
・直接アイロンをかけたり、熱湯につけたりできないものは。アイロンのスチームを使いましょう。1~2分でOKです。
・そのあと、洗濯できるものは乾燥機にかけるとベターです。
・上記でノロウィルスが死滅するからです。
・ノロウィルス(発熱+下痢+嘔吐のうち、2個以上該当すればノロを疑います)の疑いがあって、上記の対応が不可の場合は、思い切って捨てることをお勧めします。
②③の注意
・ノロウィルスの場合は乾燥すると、菌が空中浮遊し、感染するというリスクが高いので、乾燥させないよう注意が必要です。
・ノロはハイター希釈液か高温(90度で1分程度)で菌を殺すしか、感染を防ぐ方法はありません。
・ノロは健康で体力が十分ある人は何もしなくても3日程度で治るといわれていますが、体力のない人や高齢者、幼い子供などは命にかかわる場合もあります。
ノロウィルスの症状ってどんなの?
・発熱、下痢、嘔吐
・上記のうち2つ以上の症状がでたら、ノロと考えましょう。
・ただ、必ずしもすべての症状があるわけではないので、、少しでも疑いのある場合は、②③の対応をしましょう。
・嘔吐、下痢に耐え、スポーツドリンクなどで水分補給をすれば健康で体力のある人なら、3日程度で回復しますが、下痢止めや制吐剤はNGです。
・体内にウィルスを残しておくと、ウィルスが変化し重篤な症状になる場合があるからです。
まとめ
・ゲロにもいろいろありますが、危険なゲロもあるということを理解しながら、対応しましょう。
・重曹、ハイターと使い分けましょう。
・適切な対応で、ゲロの悪臭を断って、快適に暮らしましょう。
この記事があなたのお役に立ちますように。
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