寒い冬が終わると、待望の春!
春よ来い!
早く来い!
重いコートを脱ぐと。行動も心も軽くなります。
でも、
嫌なことがありますよね。
きっくき花粉症!
のどのかゆみ!
何とかして~!
叫びたくなります。
そこで、今年の花粉症、喉のかゆみにフォーカスして、対策を考えてみました。
どうして喉がかゆくなるの?
・花粉が、喉を通過するとき、アレルギー反応が起こってしまうからです。
・かゆみ、痛み、イガイガなども同様に、アレルギー反応です。
・重症になると、炎症を引き起こし、熱発することもあります。
どうしたらいいの?
・まず、口呼吸をやめましょう。鼻呼吸だと鼻腔内の毛が花粉を受け、くしゃみなどで外に出してくれますが、口呼吸だとそのまま喉に花粉がついてしまいます。
・王道ですが、マスクをしましょう。薬局で相談すると、花粉を最大限防止するマスクもあります。
・抗アレルギー剤を飲む。
一般的な薬剤としては、抗ヒスタミン剤がありますが、眠くなるものと、ならないものがあります。薬局で相談してから購入しましょう。
・内服薬は症状が出る前に飲見始めるのが、コツです。聞き始めるのに数日かかるものも、1,2週間かかるものもあるからです。
注意) 効かないからと、抗アレルギー剤の併用は絶対に避けてください。組み合わせによっては、重篤な不整脈を引き起こす可能性のあるものもあります!
・帰宅したら、シャワーを浴びて着替える。
・この時期、洗濯物は外干ししない。(お布団も外干ししない)
・花粉情報に気を付け、多く飛散するときは外出しない。
・何度も何度もうがいをする。
それでも、治らなかったら?
最後は、やはり病院受診しましょう。
それも、花粉の時期より前に受診することをお勧めします。
そもそも、アレルギーってなに?
そこで、アレルギーについて勉強してみましょう
アレルギーとは人の体に埃や花粉、ダニなどの異物が入った時に除去したり、無害なものに変えようとする自己防衛反応のことです。
除去するための反応は
くしゃみで外に出そうとしたり、鼻水で鼻腔内から洗い流そうとしたり、熱発で微生物を殺そうとして起きる反応の総称です。
アレルギーを引き起こす、花粉やダニ、ハウスダストなどをアレルゲンといいます。
皮膚科などで、アレルゲン検査をしてもらうといいでしょう。
自己防衛反応は、本来は体に悪い影響を引き起こす細菌などを除去するために働く機能ですが、生活習慣の近代化により、人間の体が過剰に反応するようになっているので、近代病ともいわれています。
過剰に反応したら、どうなるの?
アレルギー反応が強すぎると、アナフィラキーショックを起こすことがあります。
最初はのどのイガイガ、湿疹の症状が起こり、瞼や顔が腫れてきたりしたら重症です。
次には呼吸が苦しくなったりするからです。
時には呼吸困難で意識を失うことがあります。
救急車レベルで病院に速攻行きましょう!
アナフィラキシーショック、私の場合
実は、私も以前、アナフィラキシーショック状態になったことがあります。
日光に家族で出かけていたときのことです。
現地の、濃厚な豆乳と湯葉カレーに舌鼓を打っていました。
最初は、体の中にかゆみを感じ、手を掻いても収まらないな、と思っていたら
呼吸が苦しくなって、ヤバイ状況だなと思えてきました。
買い物をしている家族に、病院に行きたい旨を伝えて、近くのクリニックを検索、急いでいくとドクターが往診中といわれて、モタモタしているうちに目の前が真っ暗になってきて、意識を失いそうになりました。
それを見ていたクリニックの奥さんが大きな病院に、私の状況を伝えてくれて、その病人に車を飛ばしました。(もちろん、私は運転できません。元夫の運転です。)
病院に着くと、車いすで処置室に。
処置台では、気管切開の用意と、点滴、サチュエーション(指で血中の酸素の量を測ります)の用意ができていて、私は今にも気管切開されそうな雰囲気。
気管切開された大変なことになると、速攻判断。ステロイド点滴でお願いします、と出ない声を振り絞ってお願いしました。
何時間かステロイドを点滴して、一命をとりとめましたが、改めて、アレルギーやアナフィラキシーショックの恐ろしさを体験しました。
まとめ
花粉症、喉のかゆみはアレルギーの始まり。
じっくり体質改善するためにも、病院に相談しましょう。
たかが、アレルギー。されどアレルギー。
ほっておくと大変なことになりかねません。
一時しのぎに、薬局で、薬を買うときには、薬剤師さんに相談しましょう。
この記事があなたのお役に立ちますように。
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