子供はどうして野菜を食べないの?対策と工夫

暮らしの知恵
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すべてのママたちの悩みといっていいくらいですよね?

そもそも

どうして子供って野菜を食べないの?

・人間には味のセンサーである、味蕾というのがあります。

・子供には味蕾が大人の2倍ありますが、それが野菜嫌いを作っているのですす。

なんか
原因が分かると安心しますね。
【私は母親失格なのかしら?】なんて、
私は落ち込んだ時がありましたから。

・同じ食べ物でも、大人と子供では味わっている味に違いがるということを覚えておきましょう。

結論として

・子供には味蕾が大人の2倍あることで、大人よりも野菜がおいしく感じられないのです。

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味蕾ってどこにあるの?

・下の図で大まかな味センサーを見てください。

【基本的な味】
甘味 、塩味、酸味,
うま味、苦味、辛み

味蕾って何のためにあるの?

・甘味 エネルギー源だよ~シグナル
・塩味 ミネラル源だよ~シグナル
・酸味 腐敗してるよ~シグナル
・うま味 タンパク質(細胞を作る源)だよ~シグナル
・苦味 毒が入ってるかも~シグナル
・辛み 体に良くないよ~シグナル

【甘味・塩味・旨味】
は人間が生きていくために必要な栄養素、
エネルギー・ミネラル・タンパク質
を見極めるシグナルとして脳が感知しているものなので、
人間が本能的に好きな味といわれています。
最高の神からのプレゼントといわれる、母乳にもこの3つの成分が含まれているのです。

味蕾の数って変わるの?

味蕾が多いほど、味を敏感に感じるとお話ししましたが、
ある時期を過ぎて、大人になるころは味蕾の数が半分にも減っています。

そのため

子供の頃は食べられなかったけど、大人になったら食べられるようになった現象があるわけです。

好き嫌いはなぜあるの?

味蕾の数 = 味を敏感に感じてしまう。
ですが
子供の頃は食べたことのない味に対して、大人以上に警戒します。
つまり
食べたことのないもの、食べた回数が少ないもの = 嫌いなもの
になってしまうため、
食経験を重ね、なじみの味になれば嫌い ⇒ 好きに変えられるかもしれないのです。

どうすれば、野菜を食べてくれるの?

・食体験の少ない子供にとって、野菜は【毒のシグナル、本能的に嫌いなもの】なのです。

楽しく食べてもらうために
以下のような工夫をしましょう。

・食べないからと言って叱らない。

・子供のお皿には少量の野菜を見た目重視で盛り付ける。

・周りの大人が、【おいしね~】と美味しそうに食べる。

・何よりも食事を楽しんで、リラックスした雰囲気を心がける。

・鉢植えなどで野菜を一緒に育てる経験をさせる。

・食べ方を工夫する。

具体的には? 私の成功経験から

・手間暇のかかる調理は、シングルマザーには難しいので、余った野菜はみじん切りにして、冷凍庫にしまっておきます。

・ カレーには茄子やカボチャ、セロリを入れても子供は食べてくれました。

・お休みの時や時間のある時は紺工夫を
⇒ 野菜をミキサーにかけたり、おろしたりして、ゼリーにしたり、ニンジンケーキなど甘味をつけたりと、見た目、舌触りの工夫をしたら、美味しいと食べてくれました。

まとめ

・子供は本来、野菜は【毒】【嫌いなもの】と感じています。子供の野菜嫌いは人間の本能なのです。

・食事経験を重ね、楽しい雰囲気で、リラックスして食べる。

・食べないからと言って無理強いしたり、叱ったりしても意味はありません。

・自分で買い物したり、野菜を育てたりの経験をすると、野菜たちに愛着を感じて食べてくれることもあります。

・【美味しいね~】【よく噛むと甘くなるね~】など、ちょと食べてみようかな、雰囲気を醸し出す工夫を続けます。

・見た目、舌触り、味に工夫をしてみるのも成功する秘訣です。

★野菜が苦手なのも一時的なもの、と長い目で見て、諦めないロングスパンアプローチが将来の食生活を豊かにするカギになります。

この記事があなたのお役に立ちますように。

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